すもも4ヶ月最後の日、初めて電車に乗りました。
ちょっと不思議そうだった。
公共機関に乗れるようになったことが感慨深い。
行きはベビーカーで起きていて、不思議そうにオレンジ色のつり革を見ていた。帰りはだっこひもでねんね。
産後初めて電車に乗ると気づくことたくさん。
電車とホームの間、空きすぎ。
段差、ありすぎ。
エレベーター、狭すぎ。
なんでこんなに不便なのか?
子ども連れが乗ることがメインじゃないのはわかるけど、働く人や元気な人のための乗り物感がひしひしと伝わってくる。
車椅子の人だって、駅員さんに頼まなければ乗り込めない。車椅子車両とかあってもいいんじゃない?
頼まないと乗れないってなんか変。
あかちゃん連れはベビーカーをたたむべきってよくあるけど、それってスゴい大変なことだって、みんな知ってるのかな?
まずママと対面式にしている場合は、手持ちのバーを反対側に傾けないといけない。
その傾けは、両手じゃないと出来ないようになっている。手持ち部分のフックに何かかけてたりしてたら、一旦外して、どこに置くの?ベンチがあるじゃんてこと?空いてれば良いけど、少なくともベンチまで行かなきゃいけないよね。
次に、ベビーカーを折りたたむときあかちゃんはどうするか?ベビーカーに乗せていた赤ちゃんを抱っこひもに移動させないといけない。もしくは素手で抱っこ。
ベンチに座らせておけない月齢のためのベッドはない。
抱っこひもに移動させるには、抱っこひもを装着しないとけない。装着にも時間がかかるから時短でと考えるなら、見た目は度外視で、家を出る前からセットしていかないといけない。
抱っこひもは赤ちゃんが乗っていないとダランと前に垂れ下がってだらしなくなってしまって、そこでママはまたひとつ、何かを諦める。(諦めたくないので、自作でエルゴカバーを作った)
書いてて疲れてきた。
「ベビーカーをたたむ」という言葉の中には、こんなにたくさんの行程が隠れている。やってみればわかるけど、だいたいすぐ汗だくになる。
赤ちゃんという熱源体がぴったりくっついているからなおさら。
パソコンを使って「文章を書く」時に、本当はたくさんの手順があるのと同じで、その一言をワンアクションでできるわけじゃない。
かといって、通勤していた頃を思い出してみると、あの時間にベビーカーで乗ってくるのを見ると「うーん」と思ったのも事実。
時間ずらせなかったのかな?って思ってた。
それは今でも思う。
自分が今、ラッシュの時間にあかちゃん連れで電車に乗れるかっていったら、乗れない。
たぶん、やむを得ずなんだろうけど。
あれは、戦場に子ども連れでいくようなものだから、やっぱキツいと思う。
でも、キツいのわかってても乗らなきゃいけない事情がある人に優しい車両があっても良いんじゃないかな…。
どうどう巡りの1人討論会になってしまった。
本当は、すももと一緒に電車に乗れるようになったんだぁ!っていう楽しい時間だったんだけど、なんか歯がゆさにフォーカスしちゃったな。
結果的には、楽しかったです。