今日から第二子の産休に入りました。
妊娠期間は第一子のときとおなじはずなのに、あっと言う間の9ヶ月間でした。
第二子妊娠しての感想は、
- 第一子のときより考えなければいけないことが多すぎ!
- 家事・仕事に加えて育児までやること多すぎ!
という感じでした。
産休にたどり着くまで悩んだことがいくつもありました。ひとつひとつ考えて、解決していくのは簡単なことではありませんでした。いまでもこれが正解だったのかはわかりませんが、時間は待ったなしで流れていきます。
私が悩んできたことが読んでくれた方にとって少しでも参考になればと思いますので、お時間があればぜひご覧ください。
もくじ
第一子と2人きりの期間は10ヶ月間
第二子がお腹に宿るまで、第一子と本当に2人きりの期間は約10ヶ月間でした。
3ヶ月で首が座り、うつ伏せができるようになり、おすわりができるようになり、6ヶ月頃から離乳食を始め、つかまり立ちがやっとできるようになってきた頃、第二子を妊娠しました。
まだまだかわいい盛りでの妊娠でしたが、我が家は計画的でした。
夫と年齢差があったことと私が30代前半ということで、あとのことを考えなるべく早めの第二子妊娠を希望していたのです。
経済状況・体力が持つかなど心配なことはありましたが、それよりもまず自分と夫の体が健康なうちにという思いが最優先事項。
自分が一人っ子で育ったので、兄弟の必要性はわかるようなわからないような感覚でした。でも、「夫婦では二人目がほしいね」と話していました。
ある日、義母から第一子が生まれてすぐに「兄弟がいるといいね」と言われたときには、「自分でもそう思っているけど、人に言われるのはいやだな。」と言いようのない気持ちになったのを覚えています。

第二子妊娠のタイミングは計画的
第二子妊娠のタイミングは、保育園入園が大きく関わっていました。
第二子を妊娠したら上の子は保育園に預けて、余裕を持って育児をしたいと考えていたので、保活は第二子妊娠前から始めていました。(だいたい入園募集開始の2ヶ月前くらいから)
調べてみると、私が住んでいる地域の保育園利用のルールは以下のようなものでした。
- 上の子がいる場合、下の子が1歳になるまでの在園を認める。
- 下の子が生まれてからも上の子が継続的に在園児となるには、7月生まれ以降にすること
が条件でした。
ここまで全部、想像で計算しないといけないというところがちょっとつらかったです。
第二子ができるかもわからないのに、想像で様々な状況を考えなければいけないので、どうしても現実感が薄いのです。
でも、もしそうなったとき困らないように!と自分を奮い立たせて想像力を働かせました。
いまは想像できなくても、そのときは来る。自分のために、家族のために想像力を働かせよう。
職場復帰するか、しないか。
ここでまた考えなければならないのが、職場復帰です。上の子を4月に保育園に入れるためには、4月末までの職場復帰が条件でした。
4月に職場復帰した場合、7月に生まれる第二子の産休に入るのが6月になるため、職場には2ヶ月弱しかいられません。
でも、4月入園しないと保育園に入れるかわからない。そうなると2人をワンオペで育てることになる。果たして私にそれができるのか?
選択肢は2つ。
- 上の子の育休は継続したまま、職場復帰せず(保育園に入れず)下の子の産休に入る。(2人をワンオペで育てる)
- 上の子を保育園に入れ、4月から6月まで職場に復帰してすぐに産休に入る。(日中のお世話は下の子だけ)
とても悩みましたが、私は上の子を保育園に入れ、たとえ短期間でも職場復帰することを選んだのです。
なぜ2ヶ月弱の職場復帰を選んだか
2ヶ月弱の職場復帰をするのには、周りの目を考えるととても勇気が入りました。
非常識と思われないか、職場に迷惑をかけないか、自分がラクしたいからじゃないか…などなど。
自分も幼い頃保育園で育ち、とても楽しい思い出ばかりなのに、どうして子どもを保育園に預けることに抵抗があるのか、自分でもわかりませんでした。
うまく言葉にできないのですが、やはり自分が生んだ子をよそに預けるというのは、母親としては多少なりとも複雑な気持ちになってしまうものなんだなと感じていました。
それでも職場復帰を選んだのは、復帰できる環境があったことと、育児休業給付金の存在が大きかったのです。
第一子は育児休業給付金をもらえなかった
第一子を妊娠したとき、私は現在の職場に再就職したばかりでした。
4月に入社して12ヶ月以上立っていれば育児給付金はもらえたのですが、11月に産休に入ってしまうため、勤続年数が足りず育児給付金をもらうことができなかったのです。
もちろん子どもは授かりものなので、そのことで後悔したことはありませんでしたが、「次はもらえるようにしたい!」という気持ちは強くありました。だってもらえるものはもらいたいじゃないですか。笑
第二子の育児休業給付金は、フルタイム勤務で満額もらえる
ハローワークに電話して調べてみると、育児休業給付金をもらうための大まかな条件がわかりました。
- 雇用保険に加入していること
- 休業開始前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あること
第一子のときには2つ目の条件を満たしていませんでしたが、今回は産休中も含めて12ヶ月以上の期間があったので育児休業給付金がもらえるということでした。
さらにわかったのが、時短勤務中に妊娠した場合は、出産手当金や育休手当(育児休業給付金)は、時短勤務の給料で計算されるということも判明しました。
どうせもらうなら満額もらいたいと思ったので、職場復帰後はフルタイム勤務を選びました。
ラクできるところはラクして子育てしていこう
もし第二子を妊娠しなければ、保育園にあずけるのは育児休業の延長最大2歳まで待ったかもしれません。
復帰後もフルタイムではなく時短勤務にしたかもしれません。
そうしたら第一子ともっと一緒にいる時間が作れたかもしれません。
実際、義母からはわざわざ電話がかかってきて「お金はなんとかなるけどいまは戻ってこないからもっと一緒にいてあげてほしい」ということを言われました。すごく悩みました。私だってそう思っているところはある。
でも、、、現代の子育て事情は昔と違います。
常に近くに子育てを手伝ってくれる手や目があるわけじゃない。
ほとんどのご家庭が核家族化していて、日中はワンオペで頑張っているお母さんたち。それでも頑張って2人、3人と一人で子育てしているお母さんもたくさんいると思います。
でも私と夫の考えでは「使えるものは使って(行政・子育てサービスなど)、ラクできるところはラクして子育てしていこう」という考え方でした。
私はこの言葉を夫から聞いたとき、すごく気が楽になりました。
「ラクして子育てしてもいいんだ…」と。もちろん、子育てではラクしない!というポリシーがある家庭はそれでもいい。
でも、我が家の場合は「保育園にあずける」ということで愛情がないだとか、子育て放棄とかには直結しないんだと思ったら、ますます子どものことを大事にしたい、愛しいと思うようになったのです。
使えるものは使って、ラクして子育てしてもいい。もちろん、そうなしない選択があってもいい。
第二子と2人きりの時間
世の中のルール、周りの人、自分の複雑な感情を乗り越えて、いまやっとお腹の中にいるあかちゃんと向き合う時間にたどり着きました。
いつも上の子を優先して、お腹が張ってしまったり、大変なことがたくさんあったりしたからこそ、1ヶ月あるかないかわからないこの産休を大切に過ごしたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました。

