産後「これだけはやっておきたい!」という書類の申請についてまとめました。
出産前に準備しておいて産後は提出するだけというのが理想ですが、中には出産しないともらえない署名(出生証明書など)があります。
産後は家族も増えててんやわんやになりますので、早めに準備できるものはしてまとめておくのが良いと思います!!
出産前の手続きについてはこちらにまとめました↓

もくじ
出産育児一時金の直接支払制度の手続&精算
出産一時金の直接支払制度を使う場合、お産入院時に健康保険証を提示します。
分娩・入院費が42万円を超えた場合は、超過分を退院時に会計窓口で支払います。
42万円より安かった場合には、後日差額を健康保険に申請。
※産後申請方式の場合は、いったん産院に全額支払い産後に健康保険に申請すると、指定口座に42万円が振り込まれます。
指定口座に振込の場合、申請から1〜2ヶ月かかるので注意!
出生届の提出
出生届の提出先は市民課です。
この手続きをして初めて、あかちゃんの名前が住民票に載ります。
あかちゃんが生まれてから14日以内(あかちゃんの誕生日を含めて土・日・祝日もカウント)に名前を決定し、出生届を提出しましょう。
乳幼児医療費助成の内容&手続方法を確認
乳幼児医療費助成とは、乳幼児が医療機関にかかった際の保険診療の自己負担分を助成する制度です。
つまり病院にかかった自己負担分の金額を助けてもらえるということです。
自治体によって内容や条件がさまざまなので、各自治体に確認してみましょう。
乳児医療証は申請後一週間程度で自宅に郵送で届きました。その間に小児科にかかることがあった場合は、病院側に「現在作成中」の旨を伝えましょう。
その時は全額自費になるので現金を多めに持って行った方が良いです。
領収書があれば、後日乳児医療証が出来上がった時に差額が返金されます。
児童手当の申請に必要なものと手続方法
- 3歳未満は月額1万5千円支給
- 3歳以降12歳までは第1子・第2子は月額1万円、第3子以降は月額①万5千円。
- 中学生は、第1子・第2子・第3子以降とも月額1万円。
※所得制限による
一番大事なポイントを先に書いておきます。
児童手当は申請がおくれると、遡って支給してもらえません!
提出が遅れるともらえるお金が減ってしまう(損をする)ということです。
児童手当の申請は必ず赤ちゃんが生まれた日から15日以内に提出しましょう。
産後誕生日の翌日から15日以内に申請すれば、誕生月に申請したとみなされます。
必要書類を揃えて、できれば出生届の提出と同時に役所に申請します。
担当課の名称・必要書類は役所によって違うので、チェックしておきましょう。
あかちゃんの健康保険に加入
生まれてすぐ医療機関にかかることもあるので、出生届をだしたらすぐにあかちゃんを健康保険に加入させる手続をしましょう。
健康保険が夫婦別の場合、原則として収入の多いほうの保険にあかちゃんを加入させましょう。
今後小児科にかかる時には、乳児医療証と保険証と母子手帳は必ずセットで持ち歩くことになります。
小児科の診察券と一緒にまとめておくと、いざという時に慌てずに済みます。(そうでなくても赤ちゃんがいると領収書を探してまとめる作業だけでもなので、準備できるものはしっかりしておくのがママのためになる!)
確定申告
その年(1月1日〜12月31日)の医療費の領収書(妊婦健診費の自己負担分等も含む)の合計が10万円を超えた場合、所得税が戻ったり、住民税が下がる場合があります。
翌年の1月ごろ確定申告書を入手し、申告書と必要書類を税務署に提出しましょう。
出産手当金の申請を勤務先に申請
産後も仕事を続ける人が産休中にお給料が出ない場合に、健康保険から支給されます。
お産入院中に医師や助産師に記入してもらった書類に、勤め先にも記入してもらい、健康保険に提出します。
職場でやってくれるか要確認。
育児休業給付金の申請
原則として、産後57日目から、子どもの1歳の誕生日の前々日までが育児休業給付金の支給対象期間。
育児休業給付金は原則勤め先に提出しますが、その後の処理は会社がハローワークに提出する書類です。
保育園に入れない場合は2歳になる前日まで延長できます。
育休に入る前に申請書に必要事項を記入し、母子健康手帳の写し(産院が記入済みの出生証明の部分)などと一緒に勤め先に提出。
あとの手続は勤め先の担当者が行うのが一般的です。

まとめ
産後は本格的に赤ちゃんのお世話が始まる前に、書類の提出を終わらせた方が後々気が楽です。
ちなみに我が家では産休に入る時に会社から必要な書類を事前にもらっておき、記入できるところまでした書類を一つのファイルにまとめておきました。
産後はパパにそのファイルに入っているものを持って市役所へ行ってもらい処理をお願いしました。
そこまでお膳立てすれば、パパは提出や手続きするだけなのでスムーズに処理できましたよ。
ママは産後でイライラしたり余裕がなかったりと、どんな状況になるか予想できません。
あらかじめ準備しておくことが、自分を助けることになるかも。
児童手当のように早く申請しないと損をしてしまう手続きもあるので、パパと連携して乗り切りましょう!